ご案内
私は原価を立証するには、これまでお客様に対して開示されることのなかった書類をすべて、見ていただくことにすればいいと考えました。
書類とは、当社と下請け業者との請負契約善一注文書、請書一、そして業者からの請求書、当社が発行する領収書など一切合切です。
これらをすべて改象したり、捏造することは困難極まりなく、現実には不可能です。
一棟の住宅建築には約五〇もの職種がかかわります。
すなわち私たちは、約五〇業者に分離発注を行うのです。
その個々のメーカー、商社、問屋、職人といちいち癒着、談合して、書類を改窮する手間は膨大です。
これまでは業界常識として、お客様に情報開示をすることがなかったので、裏でどんぶり勘定をしたり、お客様の顔色を見て利益率を変動させたりできたのです。
情報開示するという前提であれば、とても細々とした改窺、捏造などはやっていられません。
さらに、「書類開示など口先だけではないのか」という疑念を一掃するために、お客様には「マニフェスト住宅確約書」を提出します。
この確約書は、必ず「マニフェスト住宅の公約を守ります」という公式な覚書です。
確約が口約束でない証に、必ずお客様との請負契約書に添付します。
もちろん、確約書発行以降は、お客様はどの書類でもご覧になることができます。
こうすることによって、業界の旧弊な隠蔽体質を完全に駆逐でき、お客様が安心して家づくりに取り組むことができるようになると思います。
私が発案したマニフェスト住宅は、おそらく日本ではじめてのものだと思います。
ここでご理解いただきたいのは、あくまでもマニフェスト住宅とは「何でもかんでも安くやります」といっているわけではないことです。
「嘘、偽りなく情報開示(公開)します。
公正公平にやります」という宣言です。
なかには私たちより「安くやる」という工務店もあるかと思います。
あるいは、私たちの企業努力が、まだまだ足りないこともあると思います。
また工務店の経営状態等によっては、たとえ利益がなくても仕事を取りにいくケースも多々あります。
しかし、利益がなければ早晩会社は倒産してしまいます。
だいたいどのお客様も「頼むなら優良な工務店がいい」とおっやいます。
優良工務店とは、必ず利益をしっかり出している工務店です。
重要なのはその利益が「取り過ぎか」「適正なのか」がお客様にはわからない点です。
ですから基準、目安を設けることが求められています。
私は、そのためにマニフェストを推進していますし、そこに打ち出した当社利益は、私たちの会社ができる精いっぱいギリギリの額になっています。
いろいろな意見、反論があるかと思いますが、今までどこも、誰もやってこなかったのです。
私は、自分の発案ながら、このやり方が絶対正しいと信じています。
ですから微力ではありますが、自信をもって発信、実践していきたいと思っています。
マニフェスト住宅を考案して細部まで詰めていくなかで、もう一つ大事なことが出てきました。
そもそも住宅の建築とは、「どこからどこまでが建築工事なのか」ということです。
ここにも基準がないために、いろいろな疑問と矛盾が生じています。
「坪二八万円より」「坪三二万円から」という表示のチラシや広告を目にしますが、「本当のところはいくらかかるのだろうか」と不安に思われる方も多いのではないでしょうか。
「請負契約の金額はそのとおりだったけど、その後の追加工事やオプション工事で結局坪五〇万、六〇万円になってしまった」という話もよく耳にします。
後悔しないために、この部分もしっかり整理したいと思います。
建築工事を大別すると、次の区分になるでしょう。
まずわかりにくいのが建築本体工事です。
どこからどこまでが本体工事なのかが、よくわかりません。
本体工事にはいったい、「階段に手すりはついているのか」「網戸はついているのか」「各部屋のコンセントは何個ついているのか」という具合です。
というのも、建設会社によって本体工事の基準がまちまちなのです。
ローコスト住宅を売りにしている会社ほど、本体工事の意味する幅が狭く、規格品の内容と基準仕様書をしっかりと見極めて契約しないと、結果的に高い買い物になりかねません。
前にもお話ししたとおり、建設会社は追加・変更工事やオプション工事で金額を吊り上げていくことは得意ですが、下げることには消極的です。
「坪二八万円より」「坪三二万円から」という表示は、「これ以上は下がりません」「ここから上になりますよ」と読み替えるべきでしょう。
ここをお客様のほうできちんと理解したうえで進めていかないと、トラブルになります。
また追加・変更工事とオプション工事は、よく混同されがちですが、本来別ものです。
追加・変更工事とは、いったんプランも仕様も決定したのちに、お客様の意思による追加、変更で行われる工事のことをいいます。
たとえば延べ床面積を広げてみたり、バルコニーを大きくしたり、洋室を和室にしたりすることです。
それに対しオプション工事は、基本的に小売業でいうところの商品の変更を意味します。
簡単にいえばキッチンのグレードを上げてみたり、ユニットバスの仕様を上げたり、トイレの便器の性能を上げたりすることです。
整理しますと、追加・変更工事は、面積などの建物本体にかかわる追加や、部屋の一部を削って収納やクローゼットに変更する工事など、新たな材料と手間工賃が発生する工事です。
けっこう大がかりな変更といえます。
オプション工事は、キッチンを替えてグレードを上げたとしても、据付工事の手間賃は一緒です。
つまり材料のみで手間工賃は新たに発生しない、比較的小さな変更といえます。
64しかし、もう一度よく考えてみてください。
追加・変更やオプション工事というのは、設計打ち合わせの段階ですべて消化できるはずのものです。
中途半端に契約をしてしまい、設計、仕様・設備などをよく理解しないまま工事を始めて、不要な追加・変更工事やオプション工事を発生させているのではないでしょうか。
ですからあとになって、「あれも、これも」が出てきて、行き違いが生じたり、予算オーバーして、「そんなこと聞いてない!」となるのではないでしょうか。
あせらなくてもいいのです。
時間はいっぱいあるのです。
契約前に追加変更がないようにしっかり設計してもらい、ご自分でよく確認して、納得、安心のうえ請負契約を結ぶべきですし、そうすればむやみな予算オーバーも起きません。
水道、排水が下水道です。
建築本体の工事と敷地内の工事は、どこの会社の見積書でも建築本体工事のなかに含まれるはずです。
しかし掘削工事は、まず建築本体工事に含まれません。
掘削工事というのは建築予定地の前面道路から敷地内に配管を結ぶ工事のことですが、注意していただきたいのは、道路(公道)を掘ることは勝手にできない点です。
われわれのような工務店ではなく、各地方自治体の指定業者一水道工事店)が手がけることになります。
ということは、掘削工事に関しては直接お客様が指定業者に依頼してもよいのです。
もしかすると業者によっては、給排水掘削工事に利益を乗せている可能性もあります。
指定業者は、役所に聞けば簡単に紹介してくれます。
掘削工事は金額が決まっていて、どこの業者に頼んでも指定業者なら金額に差はありません。
家事代行を困らせる問題もあり、しかし理論的に正しい家事代行を説明できなくてはなりません。
ある事柄の家事代行の内容、家事代行の理由、意義などをよくわかるように述べてみましょう。
家事代行では、ジャンルを問わず家事代行をお教えします。
